今年を締めくくるにふさわしい落語が、真打・林家たけ平師匠により12/12(土)に幕末の代官屋敷の山口家にて語られました。題は“暮れに聴く人情噺”。博打に明け暮れた父親の改心劇が、吉原に身を預けられた娘と引き換えに借金した50両と、領主から借財した50両を失くした大店の使い、および置屋と大店の店主が織りなす人間模様を、機微を交えた語り口で語られ、聴衆が引き込まれた1時間でした。コロナを警戒し、人数制限と、高座、聞き手13名がそれぞれの距離を保った中で開催されました。夏は“牡丹燈籠”の話しでしたが、次回4/30(金・GW)ではどのようなお噺が聴けるのか楽しみです。
▲高座と聴衆の距離を取った会場設定にて開催されました。